「杢」という漢字は、木と工からなる「大工」という意味です。
また、ある年配の大工さんには「大いなる工夫をするから大工なんだ！」と教えていただき、なるほど！と思ったものです。
木を工作するのが大工だとすれば、もう少しこの字を発展させ「木を工夫する」と読んでやれば、工夫して設計する、工夫して仕事する、工夫して住まう全ての人々に当てはまるのではないでしょうか？
私たちはそれらを総称して｢杢人｣と呼びたいと思います。

　国産材を利用し、金物を極力使用しない手刻みによる家づくりを続ける理由、次の世代に負担をかけないために何をするべきかといったさまざまな課題について、仲間と一緒に議論を重ねながら考える場が「大工塾」です。
名称こそは「大工塾」ですが、年齢・業種や経験は不問です。興味のある方は奮ってご参加ください。
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